キリスト者の教えについて

	シリア正教カテキズム　―前総主教エフライムⅠバルソウムによる― 　　　この章はThe Shoter Catechism of the Syrian Orthodox Church of Antiochの訳です。

　

■ キリスト教徒の教理の要点
１-キリスト教徒の教理の要点は何ですか？
キリスト教徒の教理の要点は、私達が神を信じるべきことと、私達の救済を行いにより成就すべきであるということです。
２-信仰の要点は何ですか？
信仰の要点は私達が神の存在を信じること、とりわけ神の唯一性、三位一体性、受肉、贖い、聖なる教会とその権威と秘蹟の神秘、死者の復活と神がその聖書で命じられた全てのことを信じることです。
３-贖いの業の要点は何ですか？
贖いの業の要点は、私達は神と神の教会の全ての掟と禁止事項を守り、罪を避け徳と神への従順を実行すべきであるということです。
４-そこから何が生じるのでしょうか？
そこから生じるものは至高の神とともにある永遠の幸せであり、それは人間の最高の到達点であり最上の喜びです。

この本はこれで完結です。
神の御名が永遠に讃えられんことを。

出典：The Shoter Catechism of the Syrian Orthodox Church of Antioch,p93-94

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